2007/11/29
グッシングに見習う
オーストリア東部の町、グッシング(人口4千人)が、「地球温暖化防止の最前線」として騒がれています。
昨日の北海道新聞の記事。
なんと、グッシングでは、石油を使わずにエネルギーを生産する「脱化石燃料化」を実現したとのこと。これはすばらしいことです。 間伐材や木切れを有効利用。発電による二酸化炭素の排出量の削減。余熱で温水を作り各家庭に供給。木片から燃料を作って、車まで走らせているのです。 グッシングは、かつてはこれといった産業もなく、貧しい町といわれていた町。今はこんなに盛り上がっている様は、映画「フラガール」を彷彿とさせ、うれしくなります。 それにしても、町ぐるみで、「脱化石燃料化」と達成してしますなんて、技術もさることながら、取り組むにあたってどれだけ尽力したかと思うと、その先見の明に感心させられます。
自治体ぐるみでの脱化石燃料化には先輩がいまして、スウェーデン南部のべクショー市(人口5万人)は、既に1996年に宣言しているとか。 さすが北欧、進んでいます。
両市で利用している廃材は、北海道にも大量に存在するそうです。自治体ぐるみでの有効利用に期待したいところです。
2007/11/27
ほとんどライ麦だけのパンとライ麦パン
先日(11月13日)お知らせしましたパラダイスファームさんでこの秋収穫したライ麦による、ほとんどライ麦だけのパンはこちら、写真手前です。 (写真奥は、オープン当初からあるライ麦パン。)
中はこんなにみちっとして瑞々しい。 見ているだけで香りがしてきそう。
粗めに挽いているため、粒の中に水分をたっぷり含んでいます。(粒の中が透き通っているのが見えますか?)グルテンができないライ麦、そしてこの粗さが、ちょいもそ、な食感になります。
もそもそ食べたら止まらない。ライ麦の濃さがクセになる。
ライ麦=食べずらいorどう食べたらいいかわからない、という方も、あれっ? と思うはず。 お試しください。
*ただ今、週一回ペースで焼いております。 相変わらず曜日は決まっておりません。
ちなみに、ライ麦の割合を紹介いたしますと、
ほとんどライ麦だけのパン・・およそ9割
ライ麦パン・・およそ4割
他のパンにもライ麦は使っておりまして、
カンパーニュ・・2割強
レトロバゲット・・2割強
山型、クルミ、ベーグル、エピ、など・・1割前後
となっております。
2007/11/26
たまねぎリュスティック
ゆめみる農園さんの野菜はどれもおいしくって、
おいしいものって、誰かに教えたいなぁ、一緒に「おいしいね」って言いたいなぁと思うもので。
たまねぎも、とってもおいしいものだから、パンにしました。
スライスして、じわじわ火を通し、
ぽてっとした、柔らかい生地に捏ね上げ、
ぱつんぱつんと気ままに分割、ぱりっと焼いて、
玉ねぎリュスティックが出来ました。
中は、しっとりふんわりです。 外は、もちろんパリサク。
噛めば、たまねぎの甘み香りが、口いっぱいにじゅわっと広がります。
このおいしさ、知ってください!
また、ひとあじ違うパンができて、楽しませていただきました。
2007/11/22
予約、承っております。
今年も『ma douce bakeryのシュトーレン』、作ります。
ラムレーズンやいよかんピール、クルミなどを加え、スパイスをきかせてずっしりしっかり焼いています。(あえてma douce bakeryのシュトーレンと呼んでいるのは、正式なドイツのクリスマス伝統菓子のようなレシピではなく、いたってma douce bakery流だから。パンと同じ流れで作っているため。一週間以内で食べ切ってきださい。もしくは冷凍保存。)
写真は昨年のもの。
4回目の今年は、もう少し色とりどりにしたく、ドライフルーツ(いちじくなど)を増やします。
12月15日(土)から25日(火)までの販売です。
あらかじめ、ご予約ください。 サイズは2つ。大1300円・小900円です。
店頭、または電話 011-857-0657
メール bakery@ma-douce.com (必ず確認のメールを送ります)
などで受け付けております。
何ごとも計画を立てるときって、たのしいものですよね。今年も、みなさんのたのしみに、さらなる彩を添えられますように・・。
2007/11/21
ありました。ワインもチーズも
先日、北海道の16のワイン醸造所から40銘柄を一堂に集めたワインフェスティバルなるものが行われました。 北海道にも美味しいワインはたくさんあるのでしょうが、入手困難なものが多く、いつか好みのワインをみつけたいと思っていたので、願ったり叶ったりの企画です。
実際に飲み比べてみると、各醸造所ごとに味がぜんぜん違って驚きました。どれも共通していたのは、丁寧に作られているということでした。 なかでも美味しくいただいたのは、
月浦ワイン
ドルンフェルダー(赤)、ミュラートゥルガウ(白)、共にすばらしいものでした。
栽培・製造・販売を一貫して行っているとのこと。これはモノづくりにおいて大事なことですよね。 一貫して携わらないと、追求心に欠けたり、どこかに気の緩みが出ることもあるでしょう。
一貫したモノづくり。
難しいように思われますが、それは安定した供給、さらには大量生産を望むから。決して出来ないことではないし、そうあるべきだと思っています。
月浦は洞爺湖の湖畔。サミット効果で人気上昇の予感。うれしいようで、でも、この規模で作られているからこそのいいところは、維持していただきたい。そう願わずにはいられません。
会場では、ソムリエの方やワイン製造者の方たちとお話できたことが、貴重な経験であり美味しさも倍増しました。会も終わりに差し掛かってきたせいもあって、いちばんしっかりしているものは?と聞いたところ、(発酵好きが高じてパン屋になった私は、しっかり発酵・熟成されたものを好みます)、みなさん口を揃えて「(デカンタージュした)ふらのわいんのツバイゲルトレーべ」とおっしって、さっそくいただくと・・、 かなりの好みでした。 今後、品種から選ぶ楽しみ方の参考になります。
そういえば、我が家もオーナーの一員である、小平町のワイン「オービラージュ」はなかったなぁ。
そして今日は、チーズを求めに。
気になっていた、中標津は三友牧場のグランド・マ・チーズ
北の大地の恵みが口の中でゆっくりとろける。そんな深みのある味わいがうれしい逸品。一週間に50個の生産が限度とか。
入手は困難でも、出回るよりはずっといい。
その土地ならではの美味しいものが、各地で生まれて、そして重宝されることを願います。
2007/11/19
今日の『柿』と、あしたの素材
かりかり食べるのも美味しいし、ちょっと熟してからも、甘みが増して美味しい柿です。 ぜひパンに使いたく・・・
柿のガレット お花のように並べてみました。柿がとろっとしています。
ラ・フランス
大切に育てられたようすが書かれたパンフレットと共に送っていただきました。
あした、タルト風に焼く予定。
山型の特産品だよと言われ、名前もはじめて聞くラ・フランスを目の前に、芳醇な香りにはびっくりしたものでした。あれから何年たったでしょうか、すっかり浸透した果物になったのは、美味しさとともに、上品で覚えやすい名前にあるようにおもわれます。最近目に耳にするようになってきたル クチェ。 こちらはどれだけ浸透するか、見守りたいものです。
クルミ
八剣山のふもと、西本果樹園さんの、殻付きクルミ。市販されている殻剥きクルミは、既にローストされています。がこちらは生のクルミ。違う味を楽しみたく、殻を割ってから蒸してみました。 あした、蒸しクルミのベーグルとして登場予定。
しょうが
今朝はシャキンと身が引き締まるような寒さ、と言っていられるうちは、まだ、冬の朝はきもちいいものですが、「今日は一日氷点下でしょう」なんて天気予報で聞いてしまうと、どうにかあったかくなるようなこと、したいものです。というわけで、体があったまりますようにとの思いとしょうがを入れて、あした、ゴマ&ジンジャーエピを作ります。
2007/11/15
この時勢に思う
このちっちゃいパン屋にも、ついに世界規模で騒がれている食糧危機の波が押し寄せてきました。 輸入小麦の価格高騰が話題になっている中、当店は道産小麦を使用しているため、関係ないと言いたいところなのですが、目を背けていられない状況です。国産小麦も需要増加で値上がりしました。 さら追い打ちをかけるように、有機認定のドライフルーツやナッツが、大幅に値上がりすることになりました。こちらも、異常気象の影響や、海上輸送料の高騰を受けており、さらには、有機農産物の世界的な人気の高まりが、原料確保を難しくしているとのこと。
当パン屋では、地元のものが美味しいからという理由で(その他、生産者の顔が見えるものはもっと美味しくなる、遠距離輸送や梱包で環境に負荷をかけたくない、・・などの理由で)北海道の食材を多く取り入れてきました。でも、ドライフルーツやナッツも食べたい。オリーブオイルも使いたい・・。
なやましいことでございます。
国内で手に入らないものは、有機認定を受けた輸入ものを使っています。今回の大幅な値上がりで、世界の食料事情が危機的なこと、それは遠い国のことではないこと、わたしたちはこれから何をどう食べていくべきか、真剣に考える時期に来たことを痛感いたしました。
パンと共に楽しみたいチーズやワインにしても然り。道産ものも、美味しいものがあるのでしょうが、入手が難しいために、もっとコストのかかる輸入ものに頼ってしまうのが現状です。 流通の向上に期待します。
きっかけが、価格高騰だったり、安全性の危惧だったとしても、一人ひとりが、いつ・何を・どれだけ必要とするのか、考え改めるいい機会なのかもしれません。それが本当に美味しいもので、かつ贅沢であることに気がつくならば。
この時勢、美味しい素材を作ってくれる人たちがいて、それらで好きなパンを焼き、日々それを求めに来てくれる人たちがいることを感謝せずにはいらせません。
2007/11/13
初物です
りんご。先日、東京大田市場で、青森県産ふじ初入荷!という記事を見て、「いよいよ始まったぁ」と、うれしくなっていたら(ふじが始まると、青森の活気が違う気がする)、弘前から箱いっぱいのふじと王林が送られてきました。
今年は、全体的に大玉のようです。
ワイン。日本では解禁日に盛り上がる、フランスはボジョレー地方のものよりも、ひと足先に入手可能なイタリアの新酒。こちらもいただきもの。
イタリアといえば、トマトの国。13日(木)、14日(金)限定で、ドライトマト入りの一口チーズのパンを作ります。
ライ麦。パラダイスファームさんが、この秋に収穫したものを届けてれくれました。 「ほとんどライ麦だけのパン」になります。 (*毎日は焼きませんので、お問い合わせ・ご予約くださいませ)
その他のパンのライ麦も、今年収穫ものになりました。北海道産です。
季節のパン終了のお知らせ
焼きかぼちゃミニ山型は、14日(金)で今季終了いたします。
