Bakery Blogメニューへ戻る

2007/03/29

ふつうを追求 3つめのバゲット

ma douce bakeryのパンを初めて見る方は、形、質感、名前から、
珍しいと思う方も多く、「変わったパンだね」、とおっしゃる方もおり、
「どこの国のパン?」とお聞きになる方もいらっしゃいますが、
どこの国と限定したものではなく、ここ札幌で、季節感を出しつつ、
素材を生かして作っている、お食事が楽しくなるような独自のパンであります。

バゲットは2種あり、どちらも形に特徴があり、
1つめに、レトロバゲット
レトロバゲット
両手で握って、割って、かぶりついて食べたくて、バット型に。
色が濃いのは、ライ麦をわりと多く使った生地で、かつしっかり香ばしく焼いているため。
ここまで焼いたからこそ出る香りと、ばりばりした食感を豪快に楽しむパンです。

2つめに、石臼挽き小麦のバゲット
石臼挽き小麦 バゲット
こちらは、石臼で挽いた旨みのある希少な全粒粉を使った、
スペシャルなパンであります。
レトロバゲットとは対照的で、表面の皮は薄く、やさしい甘みがある、繊細なパンです。
形は、中央は太いく、先はとがっているため、太い部分はしっとりとしていて、特に甘みがあり、とがっている部分はサクサク香ばしく、味は濃いめに、と違いを楽しめます。

気分やお料理に合わせて選びたくて、この2種のバゲットを作っておりましたが、
「ふつうのバゲットありませんか?」との問いがあり、
「ふつうを目指せば、この2種以外にも、新しいものが出来るかもしれない」
という発想から、3つめのバゲットを作ってみました。

出来たのがこちら、その名もずんぐりなバゲット
ずんぐりなバゲット
いちばん水分が多い、しっとりとしたものになりました。
そのしっとり感をどの部分でも楽しめるように、とずんぐりした形に。
味は、見た目のシンプルさ以上に、レーズン酵母ならではの香りがしっかりします。
結局はあまりふつうのパンにはなりませんでした・・。
が、さらにその時々に合わせてお選びください。T

ma douce bakery

2007/03/15

パラダイスファームのライ麦による、ほとんどライ麦で出来たパン

ma douce bakeryのパンは、
出会った食材で生まれます。
今回は、東旭川のパラダイスファームのライ麦
ライ麦粉は、多くのパンに使っており、
ライ麦パンもあるのですが(ライ麦40%くらい)、
それ以上ライ麦なものはなく、
「いつか粒のライ麦から、ほぼ100%のライ麦パンを作ってみたい」と思っていたところ、ついにその素材に出会いました。

ライ麦粒
ライ麦粒を工房の石臼で挽くところ。
すこし粒が残るくらいにします。

パラダイス・ライ
こちらがそのパン。
ずっしりと、そしてしっとりとしていて、ちょっと粒々。
まっ黒で、かなり酸味があり、まさにドイツパンです。
薄く切って、チーズをのせてもいいでしょう。
オリーブオイルはもちろん、アンチョビやハム、マスタードなどにも合うでしょう。
これから野菜が出てきたら、クレソンやルッコラをのせたくもなります。
とても想像をかきたてられるパンです。

3月中は毎日店頭に並べる予定です。
いちどお試しください。  T

ma douce bakery

2007/03/13

気まぐれな豆パン

最近、準定番パンにするべく、
豆パンを作っています。
(砂糖は使っていません。豆の味がわかります)
その日によって、煎った大豆を使っていたり、
煎り大豆
茹でた小豆を使っていたり、
時には、2種、3種の豆を使っていたりと、
豆3種(大豆、小豆、黒豆)
いたって気まぐれな豆パン。

豆の色・食感を楽しめるように仕上げています。
その日の豆パンをお楽しみください。 T

ma douce bakery

2007/03/07

Festa della donna

イタリアでは3月8日はFesta della donna(フェスタ・デッラ・ドンナ)「女性の日」。
男性が女性に日頃の感謝の気持ちを込めてミモザを贈る習慣があり、
町中、ミモザで溢れるそうです。
季節の花を大事にするイベントであり、それが春を象徴するような元気な黄色の花、
ミモザであるということが、毎年この日を楽しみにさせます。

そのちょっと浮かれた気分で、ミモザ生けました。
ミモザ
明日はパンも、ミモザをイメージしたものを作ろうと思ってます。
よく、ミモザ風なんとか・・と卵の黄身などを使ったお料理がありますが、
「イナキビって、まさにミモザ」と思い、
イナキビ
イナキビのねじりベーグルに、マフィン、そしてミニ山型と、3種揃える予定。

陽気なイタリアに思いを馳せつつ、春を先取りしてみませんか。  T

ma douce bakery

2007/03/05

『鳩パン』あるいは『はと』

時折、突風が吹く荒れた天気となりましたが、
春の嵐と言ってしまえば、不思議と気分が晴れるものですよね。

さて、またの思いつきですが、
はと麦入りのちっちゃいパンを作りました。
小さく、軽い生地なので、食感はさくさく。
形は鳩をイメージしています。
はと麦入りのちっちゃいサクサクパン
この思いつきには誘発材料と経過がありまして、
1.銘菓「鳩サブレー」や、「ひよこ」を見るたびに、なんてニクイほどに可愛いのだろう、
と思っていること。
2.最近、台所の引き出しから、久しく使われていなかったクッキー形が出てきたこと。

鳥のクッキー型

3.先日のお客さん(若いお母さんと女の子)が、はと麦入りのパンを見ながら、
女の子「どうしてハトなの?」
お母さん「ハトが好きなんじゃない?」
と話していて、いいなぁと思ったこと。

今のところ「はと」と呼んでいますが、
自由な呼び名でどうぞ。  T

 

ma douce bakery

2007/03/01

日豪EPA交渉の気になる行方

日豪EPA交渉〜チラシと署名用紙
新聞、TVでも伝えられていますが、2007年から、WTO(世界貿易機関)により、日本とオーストラリアで貿易などのルールを決める交渉(日豪EPA(経済連携協定)交渉)が始まることになりました。
その交渉の結果、関税が撤廃されてオーストラリアの農産物が輸入されることになるかもしれなく、その農産物とは米や小麦、肉、乳製品、砂糖などで、北海道 の主要農産物と重なり、しかも大規模農業経営のオーストラリアのものは安価というわけで、北海道農業、そして地域経済に大きな打撃を受けることが予想され ます。
北海道の小麦を使っているパン屋としても、黙ってはいられない、でも、何が出来るのだろう、と思っていたところ、買い物先で署名活動の存在を知りました。 関税の撤廃を反対し、日豪EPA交渉が適切に行われるようお願いするものです。 さっそくギャラリースタッフの協力を得て集めた署名を、道庁の農政課に 持って行きました。
担当の方にお会いすることができたので、今、私たちに出来ることは何かとお聞きしたところ、交渉が始まることは、既に決まっています。今は多くの人にこのことを知ってもらうのが大事、とおっしゃっていました。 興味のある方には、説明会を開いてくださるとのこと。
日豪EPA交渉についてのチラシをいただいて来ました。知らなかった、という方は、ぜひ読んでください、お渡しします。
北海道の農業、そして私たちの食卓を守りましょう。 T

 

ma douce bakery